「この薬、個人輸入しても大丈夫?」
個人輸入を検討する人が最も不安に感じるのが、**“どこまでOKで、どこからNGなのか”**という点です。
結論から言うと、
個人輸入できる薬・できない薬は、日本のルールで明確に線引きされています。
この記事では、2026年時点の考え方をもとに、
個人輸入できる薬/できない薬を一覧形式でわかりやすく解説します。
まず大前提|個人輸入は「自己使用のみ」
すべての判断の前提になるルールは以下です。
- 自分が使う分のみ
- 他人への譲渡・販売は不可
- 数量制限を守る
この前提を外れた時点で、すべて違法の可能性があります。
個人輸入できる薬【代表例】
以下は、条件を満たせば個人輸入が認められることが多い薬のジャンルです。
内服薬・外用薬(一般的なもの)
- 風邪薬
- 鎮痛薬
- 胃腸薬
- 皮膚用外用薬
※目安量:1〜2か月分程度
ED治療薬・AGA治療薬
- ED治療薬(海外製ジェネリック含む)
- AGA治療薬
個人輸入されやすいジャンルですが、
偽造薬リスクが特に高い分野でもあります。
一部の美容・皮膚系医薬品
- ニキビ治療薬
- 美白・美肌系外用薬
成分によっては規制対象になるため、成分確認が必須です。
サプリメント・健康補助食品
- ビタミン剤
- ミネラル
- ハーブ系サプリ
※医薬品成分を含む場合は「薬扱い」になることがあります。
個人輸入できない薬【原則NG】
以下は、原則として個人輸入が認められていない薬です。
注射薬
- インスリン
- ヒアルロン酸注射
- ボトックス系
➡ すべて原則不可
向精神薬・麻薬・指定薬物
- 抗不安薬
- 睡眠薬の一部
- 精神疾患治療薬
➡ 特に厳しく規制されています。
日本で特に規制されている成分を含む薬
- 日本未承認かつ危険性が高い成分
- 過去に健康被害が問題になった成分
➡ 税関で止まる・没収されるケースが多いです。
医師の厳格な管理が必要な薬
- 強力なホルモン剤
- 抗がん剤
- 一部の免疫系治療薬
➡ 自己判断での使用が危険とされます。
グレーゾーンになりやすい注意ジャンル
以下は「輸入できると思われがちだが、止まりやすい」例です。
- ダイエット薬
- 強力な睡眠補助薬
- 成分表示が曖昧な海外サプリ
数量・成分・用途次第でNG判断されることがあります。
数量制限の目安にも注意
薬の種類に関わらず、
数量オーバー=販売目的と疑われる可能性があります。
一般的な目安
- 内服薬・外用薬:1〜2か月分
- サプリメント:2か月分程度
※詳細は薬・成分ごとに異なります。
判断に迷ったらどこを見る?
最終的な判断基準は、日本の公式ルールです。
具体的には、厚生労働省が示す基準がベースになります。
「海外で売っている」「代行サイトに載っている」
=合法、ではありません。
まとめ|一覧で分かっても「自己責任」は変わらない
個人輸入できる薬・できない薬は、
ジャンルごとに明確な傾向があります。
ただし、どんな場合でも共通するのは、
- 自己使用のみ
- 数量制限厳守
- 最終責任は自分
という点です。
「知らなかった」では済まされない分野だからこそ、
事前に正しい情報を確認することが最大のリスク回避になります。
